学習指導要領の改定により、学校での学習内容や習慣が変わってますね。
保育士や学校の先生には頭が下がります。
私もまだまだ勉強不足なので、子供との関わりの中で一緒に勉強させてもらってます。
長男が通う学校より、学ぶ力が大切ですよ!との言葉を頂いたときに、学ぶ力って何だろう?と考えさせられました。
ここでは学ぶ力とは何か、また力を伸ばすための関わり方について大切にしている事を私なりにまとめてます。
もくじ(クリックすると見出しに飛びます)
子供の学ぶ力
私なりの解釈になりますが、学ぶ力とは、自分で考えた事を実行し結果を導き、その結果を考察して自分なりの考えを導き出す力です。
この力は社会に出ても必要で、自分で判断して問題を解決したり、積極的に取り組んでいくためには必要です。
そこを踏まえた上で、次の5つの事について親の子供への関わり方について少し考えました。
- 興味・関心・意欲
- 挑戦したい気持ち
- 粘り強く取り組む姿勢
- 物事を整理する力
- 物事を判断する力
興味・関心・意欲
子供は何に興味、関心があるのか。どんなときに意欲が沸くのか。
始めからそれらが分かれば苦労しません。
特に小さい頃はいろいろな事に興味があり、どれに関心があるのかを見分けるのは大変ですが、それを見つけて育ててあげるのは重要と考えています。
興味があり意欲が沸かないと考える力のスタートラインに立てません。
ここの関わり方として、子供のやりたい事はなるべく全てさせてあげるようにしています。
どうしても出来ない事に関しては、なぜ出来ないのかをしっかりと説明してあげる事によって理解してもらってます。
挑戦したい気持ち
興味の部分と少し被りますが、親の都合でなるべく子供のやりたい事をつぶさない様に心がけています。
先日、長男がお皿を洗いを手伝いたいと言ってきました。
とても嬉しかったです。
ただ、割ってしまうかもしれないし自分でやった方が早いと思われる方も居ると思います。
ここの関わり方として、手を出したい気持ちをグッと我慢して一歩引いて見守る事です。
これは、Twitterでいつも参考にさせていただいてる方から学んだ事になります。
粘り強く取り組む姿勢
子供は様々な事に興味があるので、どうしても次はこれ、あれも、となってしまいます。
一つのものに積極的に取り組む姿勢も大切にしていきたいと考えています。
ただ、全く興味が無いものに取り組ませても本人も面白くないので、しっかりと見極めたうえでの話となりますが、
あれもこれもの状態になってしまっている時は少し深くかかわるようにします。
ここの関わり方として、その事について一緒に考える・一緒に取り組むです。
1人ではつまらなくなった事も、2人でやるとさらに楽しくなったりするものです。
子供にはもともと学ぶ力は備わってると私は考えます。
ただ、正しい学び方についてはなかなか自分で見出すのは難しいように思えますので、私が取り組んでいる事についてまとめてみました。
物事を整理する力
毎日、自分でその日にやるべき事を整理して取り組む時間も決めてもらいます。
大人でも難しいので、なかなかその通りに進む事はありませんが、練習としてやってもらってます。
遊びに使う時間が長くなりがちですが、子供からヘルプが入ったとき以外は口出しはしません。
やるべき事がしっかりと終わるのであれば子供に任せます。
親の都合により子供の時間を拘束する場合は一緒に考えたりします。
物事を判断する力
先ほどの整理した事の取り組み順序も考えてもらいます。
ここもヘルプが入らない限り口出しはしません。
どうしても遊ぶことが優先になってしまいがちですが、子供はやらないといけない事くらい分かっていますので信じてあげます。
学ぶ力についてのまとめ
色々と書いてしまいましたが、子供は自分で考えた事をやってみて結果がどうであれその事について考えてます。
どうしても人生経験豊富な親の方が最短ルートを知っていますので、失敗させたくなかったり、楽な方向へと導きたくなりますが、子供は色々経験をしてたくさん学びます。
- 興味・関心・意欲
- 挑戦したい気持ち
- 粘り強く取り組む姿勢
- 物事を整理する力
- 物事を判断する力
以上説明した5つは私なりに必要と思っている事です。
何もしなくても子供は勝手に学んでますが、親の関わり方一つで子供の学ぶ力はかわってしまいます。
学ぶ力を伸ばす
学ぶ力は親の関わりが深く関係している事は何回も書きましたので、さらに学ぶ力を伸ばす関わり方と思い行動してる3つご紹介します。
学ぶ雰囲気を作ってあげる
学習は目の届く範囲でしてもらうようにしてます。
子供部屋で学習していると、別のものに気が行ったりして学習の妨げになる事があります。
その際はテレビや音楽を消してできるだけ集中できる環境を整えてあげます。
小さな頑張りでもしっかり褒めてあげる
どんな些細な事でも、やってもらった事や出来た事に関して、私は「すごいね!」「嬉しい」「助かった」事を伝えます。
少し大げさでも、しっかりと子供を褒めるようにしています。
大人でも褒められるとうれしいものです。
子供との会話の時間を大切にする
何気ない会話でも、ちゃんと意味があります。
一日5分、顔を見ながら今日の事を聞く時間を作るようにしています。
初めは5分という長い時間でしたが、今では5分以上話すこともザラです。
子供が話してくれる時間がとても長くなり、子供から話をしてくれるようになりました。
さいごに
子供のやりたい事をしっかりさせる事、不要な手出し口出しをしない事を意識しながら自ら学べる雰囲気を作る。
出来たことに対して結果がどうであれしっかりと褒めてあげて目を見て会話する。
やってみると難しいです。
ただ、この関わり方を実践するようになってから
- 言われる前に動くようになった
- たくさん自分の事をしゃべるようになった
- 親が勉強しなさいと言わなくなっ
など、良い方向にすすんでいる気がします。
ただ、どんなに良い取り組みも一時的なものではその効果が発揮できませんので、継続的な取り組みが必要です。
これからもしっかりと考え行動していきます。